2014年1月10日

広告ブロックについて

広告がうっとうしいウェブサイトはよくあるけれど、僕はウェブブラウザーに Adblock Plus 等、広告ブロックのためのアドオンを入れていない。

広告をブロックすることが絶対的に悪いことだとは思わない。でも、アドオンとかよく知らない、パソコンに詳しくない人が広告を見てくれるおかげで運営できているウェブサイトを、ちょっとパソコンに詳しいからといって広告を見ないでただ乗りで利用しようとするのは、ずるいと思う。少なくとも僕はそういうことをしたくない。そう思って、広告がどれだけうっとうしくても、標準で入っていない広告ブロックのためのアドオンを自分でインストールすることは避けてきた。

でも、最近では「ウイルスが検出されました」「新着メッセージがあります」「ダウンロードはこちら」といった詐欺広告が蔓延し、手口がどんどん巧妙になってきている。広告をブロックしないでブラウザーを使うのはそろそろ危険なのではないかと考えるようになってきた。

広告をブロックするのが普通になったら、閲覧者が多くてサーバー代がそこそこかかるウェブサイトは、運営者が自腹を切るとか、閲覧者から金を取るとか、マルウェアの配布等の悪事に手を染める等のことをしなければ存続できなくなってしまうのではないか。そういう未来は僕は望まないんだけれど。

そんなことを、ゲーム紹介サイト『Jay Is Games』の記事「JayisGames, Ads, The Future, and You」 (英語) を読んで思った。